金庫の豆知識や情報
金庫の豆知識や金庫にまつわる情報について
ご紹介します!
目次
金庫の種類
据え置き型 防犯面に優れ、30kg以上あるもの
手提げ型 小さくて持ち歩きに便利な形状なもの
機能としては耐火・防盗・防水があり、金庫の横や背面に 貼られているシールを見ればその金庫の機能がわかります。
金庫の鍵の種類
ダイヤル式
ダイヤル式は、数ある金庫の中でも一番 オーソドックスなものであり、多く使用されています。 金庫についてあるダイヤルを回して設定した数字に 合わせると鍵が開く仕組みです。 ダイヤル式はダイヤル番号の数字を一つでも間違えると 開きません。万が一、あらかじめ設定されていた ダイヤル番号を忘れると自力で開けるのは 難しくなるでしょう。 金庫に設定したダイヤル番号は必ずメモを取っておきます。 メモの場所が他人に知られると悪用される恐れが ありますので保管場所には注意しましょう。 また、番号を忘れる以外にもダイヤル式の金庫が 開かなくなることもあります。 例えば経年劣化によるダイヤル内部の故障。 その場合、ダイヤル番号が正しくても開かなくなる ことがあります。その他にも、金庫に物を詰め込みすぎて 開かなくなるケースもあるので注意してください。
シリンダー式
シリンダー式は家の玄関やロッカーの鍵としてよく使用されているものです。 鍵穴に鍵をさして解錠します。 シリンダー式の欠点は鍵をなくすと開けられなくなるところです。 紛失しないように、鍵の保管場所は十分に配慮しましょう。 また、経年劣化で破損するケースもよくあります。 シリンダー錠を使用する場合は定期的に鍵を交換する事も 考えましょう。
テンキー式
テンキー式は、数字やアルファベットなどの暗証番号を ボタン入力して開けるタイプです。 ダイヤル式よりもテンキー式の方が簡単に解錠できます。 ダイヤル式は数字を合わせて開けるのに時間が かかるという難点がありますが、テンキー式は暗証番号を ボタン入力すれば解錠できるところが テンキー式のメリットです。 テンキー式で施錠・解錠する為には、電池が必要です。 電池が切れると開かなくなるで気を付けてください。 電池切れ以外の要因があれば、入力ミスをしている 可能性があるので番号を打ち直してみましょう。 それでも開かない場合は暗証番号のリセットを試してみましょう。
ICカード式
ICカード式は、事前に登録しておいたICチップカードを 利用して鍵を開けます。 ICチップカード式のメリットは鍵の解錠ができるメンバーを 複数人登録できるところです。 誰がいつ金庫を開けたのかが履歴に残る為、 防犯の観点からみても効果的です。 ただ、ICカードをなくしてしまうと開けられなくなるのと、 ICカードに傷がつき読み取れなくなると鍵を開けるのに 困難になります。
生態認証式
生態認証式は比較的新しいタイプとして、指紋・静脈・顔などを 認証して解錠する金庫です。 解錠する為の鍵が不要で登録者以外では開かないという メリットがあります。 しかし、デジタル製品ですのでものによっては認識しにくいなど 機械自体の問題は懸念されます。 指紋が少しでも変わってしまうと解錠しづらくなる点も 注意しましょう。
金庫のメーカー
金庫のメーカーは、セントリーやクマヒラ、エイコー(EKO)など、 さまざまなメーカーがあります。 処分を依頼する時に、メーカー名を聞かれることがあるので 事前に把握しておきましょう。 また、処分する金庫のメーカーや型番によって 費用が変動することがあるので注意してください。
耐火金庫の寿命
耐火金庫には寿命があります。金庫は丈夫に作られていますが、 耐火金庫はその構造上、製造から20年で寿命を迎えると 言われています。 これは、耐火機能のために必要な気泡コンクリート内の水分が、 月日が経つにつれて自然に気化してしまうからです。 万が一、火事が起こった時でも、火から大事なものを 守るために、寿命が近づいてきた金庫は買い替えを検討しましょう。
開かずの金庫を開ける方法
金庫の鍵を紛失、暗証番号を忘れてしまった、鍵や暗証番号が不明な古い金庫が見つかった、このような開かずの金庫を開けるには さまざまな方法があります。
金庫の鍵開け 方法その①
1番目としては、金庫本体を破壊して開錠する方法です。 主に、バールを差し込んで扉を破壊したり 扉の蝶番をガスバーナなどで焼き切るやり方がありますが、 この方法はあまりお勧めできません。 それは、金庫は元々防犯性能を高めるために特殊な素材や 構造になっているため、一般の人が工具やバーナーを使用して 開錠することは時間も掛かるうえに難しく、 また破壊した金庫の処分には専門業者の依頼が必要となる 市町村が多いため、処分委託費用も高額になります。 万が一、破壊解錠に失敗した場合、そこから業者に開錠依頼しても 開錠不能と判断され金庫内部の金品を取り出しできなくなることも 考えられます。
金庫の鍵開け 方法その②
2番目の方法として、急いで開錠する必要がない場合は、 その金庫を製造販売しているメーカーへ合鍵を依頼する方法です。 この方法で良い面としては、金庫を破壊しないので 再び使用することができることです。ですがその反面、金庫メーカー側も依頼者が正規の使用者か確認する為
- 金庫に記されている製造番号や鍵の番号
- 身分証明書などの提示
- 合鍵の作成費用の支払い
などが必要となるほかに、約二週間程度の日数が掛かります。
金庫の鍵開け 方法その③
3番目の方法としては、鍵の開錠業者に金庫の開錠を依頼する方法です。 特に金庫の開錠を得意としている業者の場合、
- 一般の人が破壊開錠するよりも、短い時間で開錠が可能
- 金庫メーカーに合鍵を依頼する日数や合鍵の費用が必要ない
- 金庫を再び使用することができる
その為、鍵の開錠業者に依頼をすることが費用や時間の面でも お勧めをする方法といえます。
金庫トラブルを防ぐためには?
金庫が開かないというトラブルを防ぐために普段から意識してできる4つのポイント!
- 金庫の鍵の保管場所をきちんと決めて管理する。
- 金庫はメンテナンスを行い丁寧に扱う。
- 定期的に電池交換をする。
- 中に物を詰め込みすぎない。
金庫の鍵の保管場所をきちんと決めて管理する。
ダイヤル式を含めた多くの金庫は鍵を使った開け方が必要な為、事前に鍵の保管場所を決めてしっかり管理することが大切です。鍵の保管場所をきちんと決めておけば、鍵を使った後でも保管場所におくという習慣ができ、紛失したときもすぐに気づくことができるのでトラブルの早期発見に繋がるでしょう。また、スペアキーを作成してマスターキーは万が一の紛失時に使えるように保管しておくというのもおすすめです。
金庫はメンテナンスを行い丁寧に扱う。
ダイヤル式金庫の開け方に関するトラブルを防ぐには常日頃からのメンテナンスもポイントです。鍵穴に潤滑スプレーを使い清掃するなどをし、ゴミが詰まって鍵が開かない、鍵がまわらないということがおきないように定期的にメンテナンスをするのをおすすめします。
定期的に電池交換をする。
テンキー式や指紋認証式のような電子金庫は電池が切れると通常の方法で鍵を開けられなくなってしまいます。金庫を頻繁に開閉しない場合はついつい忘れがちですが電池切れになる前に交換するように習慣づけましょう。
中に物を詰め込みすぎない。
金庫の中いっぱいに物を詰めてしまうと、内側から金庫の扉が圧迫されてかみ合わなくなり開けられなくなることがあります。入れたいものがどうしても多いときはきちんと入る大きいサイズの金庫への買い替えも検討しましょう。
金庫の処分の仕方
金庫は自治体で処分できない為、処分の方法に困る方も多いかと思います。金庫には種類があり耐火機能の金庫は特殊な素材が使われている為、普通に捨てることができません。では、使えなくなった金庫はどのように処分すればよいのでしょうか。
処分の方法は4つあります。
- 購入したお店で引き取ってもらう
- 買取業者、リサイクルショップで売却
- オークションサイトやフリマサイトで販売
- 不用品回収業者に回収処分してもらう
購入したお店で引き取ってもらう
購入したお店で引き取ってもらう一番ですが、金庫を長く使っていると購入したお店がその間に閉店していたり購入したお店の場所を忘れてしまったりというケースがあります。事前に確認してまだそのお店が営業していて場所も分かるようであれば相談してみるといいです。
買取業者、リサイクルショップで売却
買取業者に依頼をして買取処分をしてもらう場合は、買取の期待できるメーカー【エーコー(EKO)、セントリー、日本アイ、エスケイ、ダイヤセーフ】であったり、取扱説明書などの付属品が揃っていたり、年式が新しい金庫であったりするとより引き取りしてもらえる可能性が高いです。逆に年式が古く状態が悪かったり、金庫の暗証番号が分からなかったり、使用として不具合がある状態のものは引き取りしてもらえる可能性は低いです。
オークションサイトやフリマサイトで販売
お店や買取業者で引き取りを断られた場合は、個人でやりとりして売却するオークションサイトやフリマサイトを利用してみるのもいいです。まだ金庫として使える状態であれば年式が古かったりする場合も売却できる可能性があります。しかし、金庫の重量が重すぎる場合は送料が高くなる等気を付けなければなりません。
不用品回収業者に回収処分してもらう
不用品回収業者は行政の粗大ごみ対象外のものでも回収してくれます。特に重い金庫は運び出すのが大変ですが、回収業者が部屋まで引き取りに来てくれます。金庫以外に他にも処分したいものがある場合は一緒に相談してみるといいです。不用品回収業者に依頼する場合エレベーターの有無や階段数などでもプラス料金が発生したりする場合があります。また、回収業者によって価格設定が異なるので事前に確認して見積を出してもらうといいでしょう。
金庫を処分する前に
中身を空っぽにしましょう!
中身を空っぽにしましょう!
金庫は中身を空にした状態でないと処分ができません。処分をしたい金庫の状態がもし金庫が開かない、金庫の暗証番号が分からないという場合は処分の前に金庫の鍵開け業者に金庫を開けてもらい、その後に処分の依頼をしましょう。
『鍵の救世主』は鍵開けだけではなく、不要になった金庫の回収も可能です!お気軽にご相談ください。